年のESG投資、インパクト投資の拡大を主導するのが、GIIN、GSG、そしてアジアンベンチャーフィランソロピーネットワーク(AVPN)などの、国際的な民間の非営利のネットワーク組織です。社会的投資の発展には、政策提言、仕組み作り、社会的インパクトの評価方法の開発など、様々な制度、仕組の発展が必要不可欠であり、こうしたネットワーク組織が多様なステークホルダーを繋ぎ、啓蒙活動や事例の紹介を通じた共通認識の形成を行い、社会的投資の拡大に大きな役割を果たしています。
今回のワークショップでは、台湾と日本、シンガポールの知見の共有によりアジアの社会的投資エコシステムの発展を目指し、台湾における社会的投資のエコシステム構築を推進している台湾インパクト投資協会TIIA、シンガポールからはAVPN、日本からはSIIFからスピーカーやパネリストをお招きして、以下の二つのトピックについて討論します。
MITにおいてシステム・アプローチを研究したDr. Joe Hsuehによる社会的インパクト投資におけるエコシステム分析のアプローチについてのプレゼンテーションのあと、日台のエコシステム比較に基づいて、どのような取り組みが必要とされているのかについて議論を深めます。
社会的インパクト投資には必須のインパクト・マネジメント(IMM)について、AVPNでIMMのアジアでの実践状況についてリサーチを実施したKavita Tatwadi氏から、リサーチによって得られた、アジアにおけるIMMの最新動向と課題についてお話を頂きます。
3月21日までに下記Peatixページよりお申込み頂けますようお願い致します。
チケット名:「アジアの社会的投資のエコシステム構築の挑戦:台湾と日本の比較分析」オンライン参加チケット
https://svj20220322.peatix.com/
○ Dr. Joe Hsueh, Chair of International Liaison Committee, TIIA
○ Ms. Kavita Tatwadi, Product Manager, Impact Measurement and Management at AVPN
○ Mr. Ray Chen, Vice-Chair of Taiwan Impact Investing Association
○ 伊藤健, 特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパン 代表理事 / AVPN 東アジアディレクター