
課題解決や新しい価値の創造のために、行政・企業・NPOなどがそれぞれの枠を越え、より良い社会の実現に向けて取り組みを進めています。この動きのひとつとして、事業・活動の成果として得られる『社会的な価値=社会的インパクト』を、「社会的インパクト・マネジメント」という共通の枠組みを用いて大きくする動きが始まっています。
多機関の協働において、活動の『価値』はどのように共有し、活かされるのか。
市民活動の社会的価値、評価の活用方法、事業づくり(マネジメント)への活用方法など、基本的な考え方や事例を交え解説します。
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◇伊藤 健(いとうけん)
NPO法人ソーシャルバリュージャパン 代表理事
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任講師
卒業後、日系メーカー勤務を経て、米国Thunderbird Global School of Management にて経営学修士課程を修了後、GE Internationalに入社。シックス・シグマ手法を使った業務改善や、コーポレート・ファイナンス部門で企業買収後の事業統合等を行う。2008年GE社を退職、NPO法人ISL社会イノベーションセンターを経て、2010年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任助教。2016年より特任講師。
主に社会的インパクト評価を中心に研究し、2014年-2015年には、G8社会的インパクト投資タスクフォース日本諮問委員会の事務局、2015年経済産業省「ヘルスケア分野におけるソーシャル・インパクト・ボンドに関する検討会」委員長、内閣府「共助社会づくり懇談会 社会的インパクト評価検討WG」委員会主査、2016年には内閣府「社会的インパクト評価の普及促進に係る調査」有識者委員を務めるなど、日本の社会的インパクト評価、ソーシャル・インパクト・ボンド、社会的投資の普及促進に尽力している。
社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ
http://www.impactmeasurement.jp/
社会的インパクト志向原則
http://www.impactmeasurement.jp/wp/wp-content/themes/impact/pdf/SIMI_Impact%20Oriented%20Principle.pdf
社会的インパクト・マネジメントフレームワーク Ver. 1.1が公開されました
http://www.impactmeasurement.jp/news/impact-management-framework-ver1-1/
概説「インパクト・マネジメント・サイクルにおける4つのステージ」を公開しました
http://www.impactmeasurement.jp/news/impact-management-cycle-outline/