【イベント登壇のご報告】2025年5月14日~16日開催 Social Impact Day 2025 - Social Value Japan|ソーシャル・バリュー・ジャパン

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2025.7.15
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【イベント登壇のご報告】2025年5月14日~16日開催 Social Impact Day 2025
2025年5月14日~16日に開催された一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ主催「Social Impact Day 2025」のセッションに、当法人代表理事の伊藤健が登壇いたしましたので、ご報告いたします。    

セッションご報告①「Session6 欧州Impact Valuation Hubの実践に学ぶインパクトマネジメントのインパクト投資への実装」(5/15開催)

【開催日時】2025年5月15日(木)15:10-16:10

本セッションでは、欧州におけるインパクト投資エコシステムの発展の実践事例として、インパクト投資におけるIMMを実装するプラットフォームであるImpact Valuation Hubの活動と、そのインパクト投資への実装の事例として、Social Value InternationalのCEO、Ben Carpenter氏とインパクト投資家であるAstonar PartnersのLeslie Kapin氏にお話を頂きました。

 

Ben Carpenter氏は、インパクト評価の世界的なトレンドと、Social Value Internationalの28カ国にまたがるネットワークについて説明し、重要な原則を提示しました。レスリー氏は、Astonar Partnersでのインパクト投資とIMMの実践例を共有し、特にアグリフード分野での投資におけるインパクト評価とマネジメントについて解説しました。

 

これらのプレゼンテーションにより、Impact Valuation Hubが、投資家やアドバイザーコミュニティを含む幅広いステークホルダーを巻き込みながら、実践的なプラットフォームが、インパクト投資市場の形成にどのように貢献できるかということが示されました。

 

セッションご報告②「Session8「共助資本主義」経営による持続的な企業価値の向上」(5/16開催)

【開催日時】2025年5月16日(金)11:30-12:20

本セッションでは、経済同友会が提唱する「共助資本主義経営」について、同友会共助資本主義社会実現委員会の委員長である井上ゆかり氏(日本ケロッグ代表)と伏見隆弘氏(ICHI COMMONS株式会社代表取締役)に、企業の経済価値と社会価値の両立について議論を頂きました。

 

井上氏から、ケロッグ社の事例を通じて、創業以来の社会貢献活動とビジネスの統合について説明し、特に子供向けの朝食支援プロジェクトなど具体的な取り組みを紹介しました。伏見氏は、2023年に経済同友会によって提唱された概念と2024年1月に発表されたガイダンス文書をもとに、経済同友会の共助資本主義実現委員会の活動や、企業とNPOの連携の重要性、人材育成プログラムなどの新しい取り組みを紹介しました。議論では、企業の社会貢献活動が持続的な企業価値向上につながる戦略的な投資であることが強調されました。

 

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※Social Impact Day 2025特設サイトはこちら