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2018年以降、SVIとUNDPは、Impact Management Project（IMP）が推進するStructured Networkを通じ、これまでも連携してきましたが、今回の戦略的パートナーシップ締結により、さらなる協働関係を深めてまいります。なお、IMPによるネットワークには世界基準の策定を目指す16の組織が参画しており、それぞれの具体的かつ補完的な専門性を通じて、持続可能性に対するインパクトの測定、マネジメント、報告のための完全な基準を提供するために活動しています。

SDG Impactは、UNDP主導の下、2030年までに国連の持続可能な開発目標を達成するための投資を促進するため、インパクト・マネジメント、インパクト・インテリジェンス、インパクト・のファシリテーションの3つの柱に基づき、リソースを開発することを目指しています。インパクト・マネジメントにおいて、現在「SDG Impact Practice Standards」が開発されています。

「SDG Impact Standards」は、広範なパブリックコメント、公開検討会を通じて作成されており、ベスト・プラクティス・ガイドおよび自己評価ツールとして提供されています。様々な組織において、内部プロセス、実践、意思決定を調整するために、このツールを使用することが可能です。また、ギャップ分析と自己評価ツールとして全面的に使用し、時間をかけて組織内のギャップを埋め、活動や事業を改善することが推奨されます。

「SDG Impact Standards」の開発に加えて、UNDPは以下のリソースを作成する予定です。

• -用語集
• -ガイダンスノートの概要と有用な情報源へのリンク
• -「SDG Impact Standards」と他の基準やフレームワークとの整合性に関するマッピング
• -デューク大学のCASEを通じて開発されたインパクト測定とマネジメントに関するオンライントレーニング
• -認証コミュニティ内でのさらなるキャパシティ、能力、一貫性を構築するための、認証者トレーニン グ（SVIが開発に参画中）とその認定事業

SVIは、認証事業のモデル構築とUNDPカントリーオフィス向けトレーニング教材の開発に参画します。

SVI の最高経営責任者であるベン・カーペンターは次のように語っています。

「実践における基準はインパクト・マネジ メントに欠かせないものであり、 ベスト・プラクティスを生み出すための強固なフレームワークを組織に提供します。UNDPとSVIとの戦略的パートナーシップは、私たちの考え方の整合性を確固たるものにし、「SDG Impact Practice Standards」の展開と組織での適用を支援することが可能になります」

SDGインパクト・ディレクターのエリザベス・ボッグス・デビッドソンは次のように述べています。

「『SDG Impact Standards』は、インパクト・マネジメントをビジネス、投資、意思決定に組み込むための共通言語とベスト・プラクティス・ガイダンスを提供します。SVIの専門知識である、UNDPのカントリーオフィス向けにカスタマイズされたトレーニングプログラムの設計と、事業者のための認証フレームワークのカリキュラム設計への支援は、「SDG Impact Standards」の広範な採用促進に役立つでしょう。」

さらに、SVIの理事であるジェレミー・ニコルズは次のように述べています。

「UNDPが重視している、意味のあるステークホルダーの関与と、インパクトに関する説明責任は、SVIの原則と完全に一致しています。そのため、これは、組織がポジティブなインパクトを大幅に増やし、SDGsに真の貢献をするための、非常にエキサイティングな機会です」

SVI会員の皆様に、「SDG Impact Standards」の展開をどのようにサポートしていただけるかなど、詳細はSVIから追ってお知らせいたします。具体的なご質問は、hello@socialvalueint.org までご連絡ください。