【事業報告】平成30年度厚生労働省実施の企画競争において当社の提案が採択されました - Social Value Japan|ソーシャル・バリュー・ジャパン

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2018.10.31
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【事業報告】平成30年度厚生労働省実施の企画競争において当社の提案が採択されました
厚生労働省が実施した「平成30年度保健福祉分野における民間活力を活用した社会的事業の開発・普及のための環境整備事業」における企画競争において、当社がコンソーシアム代表として参画する提案が、2018年9月8日採択されました。

平成30年度保健福祉分野における民間活力を活用した社会的事業の開発・普及のための環境整備事業とは

「平成30年度保健福祉分野における民間活力を活用した社会的事業の開発・普及のための環境整備事業」

 

厚生労働省が実施する本事業は、日本における社会的事業を推進する上での課題に対応する観点から、保健福祉分野において、ソーシャル・インパクト・ボンドなど社会的インパクト投資の枠組みを活用して社会的事業を試行的に実施するものです。

 

その取り組みを通じて、社会的価値を測定する指標の設定、事業成果に基づく報酬の設定と行政や民間資金等の提供者との契約締結などの環境整備や、行政による財政支援の成果指向型への改革等について、その課題や有効性の検証を行うことを目的としています。

 

公募の詳細は、以下の厚生労働省のHPにてご確認ください。
⇒ 企画競争(保健福祉分野における民間活力を活用した社会的事業の開発・普及のための環境整備事業業務(企画競争))

本事業における提案概要

我々の提案の概要は、以下の通りです。

 

<フリースクール事業による不登校等の子どもへの学習・生活支援を通じた自立支援>

 

1.実施地域
大阪府池田市

 

2.ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)実施体制
当SIBの実施体制は、協議・意思決定に直接関与する「コンソーシアム構成組織」と、直接意思決定には関わらない、ファンドの取扱いや事業評価に係る専門性の提供を通じ体制に協力する「コンソーシアム協力組織」の2種類の組織から成っています。

 

3.コンソーシアム構成組織
・地方公共団体:大阪府池田市
・社会的事業者:特定非営利活動法人トイボックス
・中間支援組織(スキーム代表): 特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパン
・民間資金提供者:一般財団法人村上財団

 

4.コンソーシアム協力組織
・事業評価者:特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会
・ファンド取扱者:プラスソーシャルインベストメント株式会社

 

5.事業目標
様々な課題を抱え、既存の学校の枠には入りきらない子供に対し、他者と関わりが持てる「場」や柔軟性のある教育プログラム・ケアを提供することにより、将来的な自立を支援すること。並びに、不登校状態の継続に起因して、将来発生する可能性のある社会的コストを予防すること。